開成合格400人を突破! 22年度合格速報1

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・すっかり様変わりの合格発表風景
開成合格400人超 桜蔭変化なし
本郷若干厳しく 香蘭は競争緩和
渋幕2次試験で分かること
・必ず、どこかで報われる

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すっかり様変わりの合格発表風景

 2月受験の合格発表もたけなわです。即日発表も多く、遅くても入試から中1日で合否が判明します。

 コロナ禍で合格発表はもっぱらインターネットに。掲示板の前で合格の喜びを爆発させるという「歓喜の瞬間」が見られなくなったのは寂しいですが、わざわざ見に行ったのに足取り重く帰宅の途につかなければならないつらさもなくなったともいえます。合格発表の風景は親御さん世代と子どもでは、イメージがすっかり変わってしまいました。

開成合格400人超 桜蔭変化なし

 さて、今年の合否の状況はどうなっているのでしょうか。個人の合否はそれぞれパスワードとIDを入れて確認するとして、入試全体の状況を早くも公開している学校がいくつかあります。

 3日正午に発表を行った開成は、出願の約13%にあたる156人が欠席し1050人が受験。合格者は416人、実質競争倍率は2.5倍と、ここ5年では一番合格者が多く、倍率が一番低い入試となりました。合格最低点は199点。国語が素材文がかなりの長文になり、大問1題勝負という変化があり、合格者平均もここ5年で一番低い45.6点(85点満点、受験者平均は38.8点)。算数は3年ぶりに合格者平均が60点を超え、60.7点(85点満点)。受験者平均と丁度10点差でした。同じ3日入試の筑波大駒場の結果次第で開成への入学か否かが決まる子も多く、繰り上げ合格が何人くらいになるか注目です。

 1日入試の桜蔭は2日午後2時に合格発表。534人が受験(欠席23人)し、合格者は282人で実質倍率は1.9倍。21年度は倍率2.0倍で合格者281人とほとんど変わりませんでした。昨年は30人の補欠合格を発表しましたが、繰り上げ合格はゼロ。今年も29人出していますが、繰り上げがあるのかどうか…。年によって「風向き」は違うので祈るしかありません。

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本郷若干厳しく 香蘭は競争緩和

 すでに2回の入試を終えた男子校の本郷。1日の1回目入試は483人が受験し、167人が合格。実質倍率は2.9倍でした。昨年は合格者183人で2.7倍ですから、若干厳しい入試になりました。合格最低点は昨年より5点低い217点(国算各100点、理社各75点の350点満点、得点率62%)でした。

 1日校の併願として受験する子が多い2日の第2回は1001人が受験し、合格は503人で倍率は2.0倍。昨年より受験者が112人増えた分、合格者も21人増えましたが、こちらも倍率が前年の1.8倍から若干上がりました。

 立教大学への推薦枠が97人あり、近年人気の香蘭女学校は既に2回の入試と合格発表を終了。高い競争率から出願が21年度より7%減の入試となりましたが、1回目、2回目とも実質倍率は前年度より緩和。1回目が3.3倍から3.1倍に、2回目は4.6倍から3.9倍になりました。

 3倍強から4倍弱の厳しい入試には変わりありませんが、前年の競争が激しいからといってひるまずに受験すれば、チャンスは広がるということです。

渋幕2次試験で分かること

 東京、神奈川の2月入試中に1月入試がメインの埼玉、千葉でも熱い「延長戦」が繰り広げらけていました。

 渋谷教育学園幕張は2月2日に2次試験を実施。出願470人に対し450人が受験し、合格者は男子29人、女子18人の計47人。実質倍率9.6倍の大激戦になりました。21年度は9.2倍ですから、さらに厳しい入試となりました。

 募集が約45人ですからほぼ定員通り。1次試験後の入学手続きの「歩留まり」の良さを象徴する、定員きっちりの入試だったことが見て取れます。

必ず、どこかで報われる

 志望校合格を果たした受験生、親御さんは入学金の手続きを済ませればホッと一息ですが、4日以降も入試がある場合は「長い一日」が続きます。子どもも死力を尽くして頑張っています。まじめに中学入試に取り組んできたのなら、必ず、どこかで報われます。あと、少しで道は開けます。(受験デザイナー・池ノ内潤)

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