ガチ前受け回避したいなら…長崎日大&宮崎日大

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「一般校」前受けに最適な2校
長崎日大、驚きの合格者数
2500人規模 緊張感漂う宮崎日大
・12歳の受験 大人の物差しはNG

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「一般校」前受けに最適な2校

1月10日解禁の埼玉入試で「前受け」を考えていても、どこの学校にするか、わざわざ埼玉まで行くのは…と躊躇している親御さんは少なくありません。

栄東の東大特待や浦和明の星女子など、難関校受験の「布石」として受ける以外は、正直なところ近場で受けやすい学校は――となります。

四谷大塚のAライン偏差値(合格可能性80%)で、45以下の「一般校」のカテゴリーに入る中学進学を考えている東京、神奈川の受験生で、前受けにそれほどプレッシャーのかからない学校は、地方校の「首都圏会場入試」で何校かありますが、おすすめは九州の長崎日大と宮崎日大の2校です。

長崎日大、驚きの合格者数

長崎県中部にある諫早(いさはや)市の長崎日大は、埼玉入試よりひと足早く、昨年は1月6日に東京と神奈川の会場で首都圏入試を行いました。東京は千代田区の日

大経済学部で、神奈川は藤沢市の生産資源科学部のそれぞれ校舎が会場となりました。

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首都圏模試での合格80%偏差値は42~44ですが、試験結果からみると事実上「受ければ合格」という試験です。2科、4科で入試が実施され、22年度は計972人が受験し、合格は948人、実質倍率1.03倍でした。欠席者は男女計8人しかいませんでした。

受験者平均はおおむね6割程度の得点率ですか、ほぼ全員合格ですから、5割を切ってもOKというレベル。不合格者がどの程度の出来かは分かりませんが、かなり厳しいレベルの子以外は合格できそうです。

入試問題は国語を除いて、四谷大塚の「過去問データベース」に収録されています。難問奇問はなく、基礎問題のみが並びます。だからといって、一度も触れずに…というのは危険ですので、1回分くらいは解いてみます。真っ赤な表紙の東京学参発行の過去問集は、国語も含め首都圏会場入試問題と解答が掲載されています。

2500人規模 緊張感漂う宮崎日大

もう1つの宮崎日大の首都圏会場入試は、埼玉入試がやや落ち着きをみせる1月15日に、こちらも東京と神奈川で行われます。東京は日大経済学部と世田谷区の文理学部校舎、神奈川は慶應義塾大の日吉キャンパス(横浜市港北区)です。

首都圏模試での合格80%偏差値は39~40で、こちらは長崎日大と比べてやや入学試験らしく、不合格者がそれなりに出ます。22年度2科は、男女554人が受験し、合格者479人で実質倍率1.2倍。4科は1946人が受験し、合格は1794人で1.1倍でした。

1月20日から始まる千葉入試で中堅校、一般校を志望する生徒が受けるのも時期的には丁度良く、不合格者も一定数出る、という緊張感の中での試験は、子どもに適度な刺激を与えます。

長崎日大は資料がないので分かりませんが、宮崎日大は首都圏会場入試で合格し、そのまま進学する子も少数ですがいます。2017年以降は増加傾向で、21年は6人、22年は4人が入学しました。多くのケースは「前受け」ですが、縁あって進学することもあります。

12歳の受験 大人の物差しはNG

長崎日大、宮崎日大とも 1万3000円の入学検定料(東京や神奈川の相場の半額程度)を払って、このような入試を受ける意味があるのか?と思うかもしれません。受ける意味はあります。1つは「入試独特の雰囲気の体験」です。

会場は分かれますが、長崎日大で1000人規模、宮崎日大で2500人超の入試です。入試独特の雰囲気がそこには出来上がります。

いつもの塾の仲間が周りにいる塾のテストや模試と違い、初めての会場で、それも知らない子ばかりの中で入試問題に向き合うという経験は、2月の「本番」前に必要です。入試本番で雰囲気にのまれて…という事例は毎年ごまんとあります。12歳の受験です、大人の物差しで測らずに、です。

もう1つは「合格体験」です。どんな学校でも合格すれば、子どもの自信になります。志望校受験の「お守り」になります。特に偏差値的にはなかなか浮上が難しかった「一般校」受験の子にとって、合格という「お守り」は、神社の合格祈願守りよりも効き目絶大です。

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