1年目から人気校!?流経大柏中の入試をよむ

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高入組とは混じらない中入組
予想より結果偏差値が高くなる?
サンプル問題でみる入試ポイント
・想定される併願校はここ

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高入組とは混じらない中入組

2023年4月、千葉県柏市に共学校の「流通経済大付属柏中学校」が開校します。「グローバルコミュニケーション」(つまり英語重視)、「ICT」(デジタル社会についていけるようにする)、「リーダーシップ」の3本柱が教育理念です。「今風」のものは網羅している、典型的な中高一貫校といえそうです。

高校はサッカーやラグビーの強豪校として、全国に知られており、スポーツに特化した中高一貫校かと思う人も多いかもしれませんが、中高一貫の「進学校」を目指すというのが大前提で学校の歴史が始まります。

中学校が開校しても、高校入試は従来通りですが、中学入学組は高校入学組とはクラスが一緒になることはなく、体育祭などの行事以外は交わらない「独自路線」をとります。いわば同じ敷地に、校名も同じながら2つの学校があるような状態になります。

部活動は中入組が高校のサッカー部やラグビー部に入部することは可能ですが、あくまでも中心は「勉強」というのが学校の方針。中学入学組にとって部活動は「二の次」になります。

予想より結果偏差値が高くなる?

募集人員は12月1日の第1志望入試で50人、1月22日の第1回入試で60人など、2月4日の第4回入試まで計5回の入試機会で140人程度を予定しています。最近は校名変更を含む「新規開校」の中学に注目が集まり、志願者を集めてきましたが、流経大柏も初年度からなかなか「強気」な募集人員です。

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夏以降の合同説明会や学校独自の説明会でも上々の人気で、10月に行われた首都圏模試の「第4回合判模試」では志望校判定に同校を入れたのは男子100人、女子74人の計174人。第1志望とした受験生は男子32人、女子は14人でした。

首都模試の80%合格偏差値の設定は、メインとなる1月22日の第1回、26日の午前午後の第2、第3回で男女とも「46」。10月の首都模試で判定をエントリーした受験生の平均偏差値は男子で48.6、女子で49.2と想定ラインより高めの層が志望しています。

今後、志望校を最終検討していく中で、上位層の子たちが「降りてくる」可能性があります。入試がどういう展開をみせるかまだ見通せませんが、予想偏差値よりに実際に合格した受験生の「結果偏差値」が高くなる可能性は十分あり得ます

サンプル問題でみる入試ポイント

新規開校のため、過去問が全くありません。代わりに流経大柏中ではサンプル問題を作成、説明会などで配布しています。

学校関係者いわく「ちょっと頑張りすぎた感がある」という「例題」ですが、確かに算数や理科で「やや難」の問題が散見されます。特に算数は、狙いとしては「面白い問題」なのですが、1年目に受験する偏差値帯の子にとっては、解答への糸口にたどり着くまでが厳しいかもしれません

国語の読解問題2題は素材文の長さも適度で、選択肢や素材文からの抜き出しが中心。50字程度の記述は配点が6点と高いので、トライして部分点を1点でも2点でも加えることが大切。漢字・語句の問題で4分の1近い24点が獲れます。この1点、2点の積み重ねで合否が分かれるのが「入試」です。

社会は30分で解答数が30を超えるのでやや忙しいですが、設問は基本的なものがほとんど。地理のグラフや地図の読み取り、歴史は写真や絵を使った問題の出来が鍵になります。

国算各100点満点、理社各50点満点の300点満点で、安全圏確保なら200点は必要でしょう。特に算数勝負になるとみられます。理社での失点を極力少なくし、国語は他の受験生に後れを取らないことが゜合格への道」です。

https://www.ryukei.ed.jp/schoolguide/junior/index.html

想定される併願校はここ

東京や神奈川の前受け校になるとは考えにくく、千葉県内の子が中心に受験してくることが想定されます。

流経大柏が第1、第2志望なら、併願校としては首都模試で同じ偏差値帯の光英VERITASや二松学舎大付属柏、女子なら和洋国府台などが候補に上がります。

流経大柏を「押さえ」にしたい場合は、東海大浦安、八千代松陰、千葉日大一などとの併願が考えられますが、人気が出て受験生のレベルが上がり、志願者が増えた場合は「押さえ」にならなくなるかもしれません

どんな志願者動向になるのか、直前まで全く見通せません。ネット出願だけに「直前駆け込み」もあります。合格者数もどれだけ出すのか、学校の読みは…あらゆる点で注目の1年目入試です。

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