中学受験 子どものトラブル、ママ友のトラブル

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・受験の障害 「外的要因トラブル」
・志望校をインスタにあげられた
・圧倒的に小学校「ママ友」ともめる
・中学受験は「単独行動」が基本

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受験の障害 「外的要因トラブル」

中学受験は多くが新4年生からの3年間を費やして勉強をし、入試に臨みます。3年間、日数にして1000日を超える長丁場です。

勉強に集中できる「環境」をできるだけ用意するのが親御さんの一番重要な役目ですが、厄介なのが子ども同士、あるいはママ友との関係、いわば「外的要因のトラブル」で時として受験に集中できない状況が発生してしまうことです。

「そんなの気にせず、自分のペースで、家庭の考え方で突き進めばいい」とアドバイスする中学受験の終了組の先輩親御さんもいますが、自分たちはそうしたくても「相手」がいることで、一筋縄では…ということもしばしばです。

「ひまわり教育研究センター」(大阪市)が23年10月に行った「中学受験における子供同士、ママ友同士のトラブル」についてのアンケートには、さまざまな回答が寄せられており、今後のトラブル回避の参考になります。

志望校をインスタにあげられた

「子ども同士のトラブル」について、小学校でも塾でも3分の2以上の約67%が「トラブルはなかった」と回答した一方、残りの3分の1の家庭ではトラブルありの回答をしています。

「けんか」や「いじめ」「不登校」は典型的な子ども同士のトラブルです。

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小学校の教室では、塾での成績の優劣(塾の所属クラス、サピックスならαの子がアルファベットクラスの子を見下すなど)、通っている塾の格付け(サピ勢が他塾、特に中小塾や中堅校狙いの塾をばかにする)などで、子ども自身の人格まで否定するような言動がみられます。結果として「いじめ」「不登校」につながることはよくあります。

アンケートでは「スポ少をやめられなくて困った」「志望校をインスタであげられるなど、不愉快な思いをした」などの回答がありました。

野球やサッカーのチームに所属していると、受験を理由に5年生が終わるころまでに抜ける子は一定数いますが、チーム事情(人数が少ない、中心選手でいなくなると戦力ダウンなど)で、雰囲気的になかなかやめられないこともあります。

快く送り出してやれないものかとも思いますが、「軸」が中学受験の家庭とスポーツという考え方の人ではなかなか「接点」が見いだせず苦労します。結露としてずっと「平行線」のまま分かり合えないです。

本人が「続けたい」と言っているのなら、無理にやめさせると却って勉強に集中できず逆効果ですが、本人も「受験シフト」なら周囲が何を言おうと…です。親御さんの「覚悟」が必要になります。

志望校をインスタにあげる、というのも、強引に聞き出してアップしてしまったのか、それとも我が子が「調子に乗って」口走ってしまったのかでも「トラブル」の深刻さは違います。

子どもには「小学校でも塾でも成績の話、受験校の話をしない」を家庭内の「鉄則」にします。もっと言えば「小学校で中学受験の話はしないし、のらない」「塾の話もしない」を徹底します。

マウントをとる子、成績の振るわない子を見下す輩は周囲からやがてひんしゅくを買います。「嵐」が過ぎるまで相手にせずです。

トラブルの「その後」ですが、アンケートでは約45%が「解決した」と答え、約41%が「解決しなかった」、約12%が「どちらともいえない」でした。

圧倒的に小学校「ママ友」ともめる

「ママ友同士のトラブルがあった」というアンケートの回答は約2割の親御さんからありました。割合としては塾では4%程度ですが、小学校で15%超と圧倒的に「身近」なママ友とのトラブルが多いようです。

具体的な内容を見ると「順位で」というのがありました。これだけではよく分かりませんが、もしかしたら塾内でのテストではないかと推測できます。子ども同士の「採点」をめぐってのトラブルかもしれません。

この回答とリンクするかどうかは分かりませんが、漢字や計算などの授業冒頭での小テストは先生が採点せず、隣の子と交換して〇✕をつけることが多いのですが、その際に意図的に厳しく採点したり、中には解答を消しゴムで消して相手の子の得点を低くする子もいます。

自分の順位を少しでも上げて、いい結果を親御さんに報告したいがため、という気持ちがあるようです。

その行為自体は認めるわけにはいきませんが、その裏には子どもに対する親御さんの「プレッシャー」も一因としてあります。

汚い手を使っても「親にいい点数を伝えたい、いい順位を伝えたい」という子どもの気持ちです。点数や順位が悪いと、厳しく指摘されるのでしょう。「自己防衛」のために、追い込まれている子どもは少なくありません。

「疎遠になった友人の母親から声がかからなくなった」という回答もありました。これは仕方がありません。こちらは特に意識していなくても、「中学受験をする」ということだけで家庭環境や経済格差を感じて劣等感を抱く人もいます。「仲間」と思っていたのに違った…という感情は「疎遠になる」のに十分な理由です。

親同士のトラブルは子ども同士より「感情のもつれ」があるようで、「解決しなかった」50%、「どちらともいえない」約14%と「すっきりしない」状態のままでいることが多いようです。

中学受験は「単独行動」が基本

アンケートでは最後に中学受験をした中高生の母親に「ママ友同士のトラブルを避けるにはどうすれば良いか」と尋ねています。

これといった「特効薬」的な回答はなく「受験生同士のママと深くかかわらない、受験の深い話はしない」というのが総合的な回答です。

最初の頃は「お互いに頑張りましょうね」「同じ学校に行けるといいね」ですが、6年生になって成績、志望校、塾のクラス分けなど、中学受験がだんだん「リアル」になってくると、心中穏やかでない親御さんは圧倒的に増えてきます。

「あんな人だったとは…」と、対応がガラリと変わる親御さんは、受験が近づくにつれて増えていきます。

6年生になって無駄なトラブルや煩わしい関係を最初から避けるためにも中学受験は「単独行動」がおすすめです。

ママ友の持っている「情報」は「玉石混交」ですが、大半は「石」。「筋のいい情報」を持っている人は他人にはまず公言しません。

中学受験の情報、学校研究、勉強内容のことは親御さん自らの足を使って稼ぐものです。情報の信頼性、勉強の相談は塾の先生に、というのが中学受験のセオリーです。

勉強だけでなく、さまざまな相談にのってくれる家庭教師と契約すると「軍師」を得たような状況になり、メンタル的に助かることもあって、心強いです。

中学受験終了組の親御さんに相談するのも善し悪しで、そこから周囲のママ友に「もれる」こともあります。周囲と全く関係のない人などでいい方がいればOKです。

ただ、それも「参考程度」でとどめます。受験は十人十色。ある人が成功したやり方、考え方が我が子に合うことはほとんどありません。ユニクロで衣服を買ってきて着るようなわけにはいかず、「オーダーメイド」が基本です。

特に中学受験は親御さんの「カスタマイズ」が生命線になります。中学受験参戦を決めたのなら、程度の差こそあるものの「親御さんが中学受験を勉強する」のは必須です。

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