「日特」で1つでも「前に出る」意味

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9月は「日特」が本格的スタート
1つでも上、1列でも前の意味
「合格する顔ぶれ」は予測できる
5年までの大切さ痛感する6年秋

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9月は「日特」が本格的スタート

9月になると、大手進学塾の「日曜特訓」(日特)が本格的にスタートします。春から始めている塾もありますが、秋からの15回前後の授業、演習で「合格力」を高めます。

志望校によって、「日特」の意味は違ってきます。特に学校名が付いたいわゆる「冠付き」というコースに入り、熱望校を目指す受験生にとっては、勝負の5カ月になります。

扱う問題は冠付きの場合、国語や算数はその学校の過去問(5年以上前のものが多い)やそれをアレンジしたものが多く、理科や社会はよほど個性的な出題をする学校以外は、「共通テキスト」であるようです。

1つでも上、1列でも前の意味

塾によってシステムは違いますが、「日特」の冠付き講座はその学校を志望するなら、比較的誰でも入れます。一応の成績基準はありますが、間口は広いです。

ただ、成績順に15人程度で1クラスが編成されます。トップのクラスから成績下位のクラスまで、例えば早稲田アカデミーが誇る「NN早稲田」では、例年6クラス前後が編成されます。

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クラスでも席順が決まっています。ある塾では、黒板に向かって前列左側の端から、一番成績の良い子、右横に2番の子、その隣が3番というような具合です。

よく「ジンクス」「伝説」のようなものが各塾にあります。「前列、2列目から外れなかった子は100%合格する」「上から5クラス目の子は過去10年合格したことがない」など、本当かウソか分からない話ですが、子どもたちは気にしているようです。

噂は別として、イメージとしてはトップのクラスは全員か9割方、2番目のクラスは7割、3番目なら5割以下、4番目は片手で余るほど…というのが「合格率」の平均です。できるだけ1つでも上のクラス、1列でも前の席に座る意味は、合格率を聞けば説明の必要はないでしょう。

「合格する顔ぶれ」は予測できる

つまり同じ冠付き講座で同じテキストを使っていて、同内容の授業を受けていたとしても、講座を受ける以前にある程度「合格する顔ぶれ」は予測できるということです。

もちろん5カ月あるので、逆転は可能です。ただ、みんなも必死です。簡単に上の席を空けてはくれません。

「日特」が始まる前に、冠講座のクラスで上位に食い込める成績と偏差値をコンスタントにとり、「強化指定選手」となって「日特」を受講する態勢を構築する、というのが志望校合格の「勝利の方程式」です。

日特はそれまで大して頑張っていない子が「逆転サヨナラ勝ち」ができる、魔法をかけてもらう講座ではありません。かなり頑張らないと、成績の差は縮まりません。逆にちょっとでも気を抜くと、どんどん抜かれていきます。

5年までの大切さ痛感する6年秋

「4、5年生の勉強を大切にする」「6年前半で弱点を補強していく」というのは、6年秋以降の追い込みの時期に、余計なことを考えずに志望校対策に没頭できる、ということに通じます

6年生までに取り扱う内容をできるだけ積み残しなくマスターすることは、心おきなく6年前半の残りの課程と、頻出の入試実践問題をやることに専念できます。夏は6年前半の課程と入問題演習からあぶり出された「補強しておかなければならないこと」「秋までの弱点克服」に集中できます。

このスムーズな流れをつくるからこそ、志望校合格がより確実に近づくのです。今さら言われても、「後の祭り」状態の6年生はかなりいます。そうならないためにも、5年生以下の生徒、親御さんの鉄則は「今」を大切に、です。最後の仕上げの志望校特訓を有効活用できるかどうかは、「それ以前」にかかっています。

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