99%が慶應義塾 残り1%は何処へ

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「もれなく慶應」の魅力
慶應附属校の学部別進学数
人気は経済、法 理工は14%程度
・残り1%はどこへ行ったのか

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「もれなく慶應」の魅力

大学附属・系属の中学の中で、慶應義塾系の3校(普通部、中等部、湘南藤沢)は、「憧れ」も含めて人気校の一角を占めています。

魅力は何といっても「慶應大学がもれなく付いてくる」という特典です。

慶應は1次試験で4教科の学力を、別日に2次試験として簡単な運動をする「体育実技」と面接を経て合否を決めます。

22年度入試では2月1日午前の普通部1次試験に575人が受験。これは東京・神奈川の男子の受験者数でみると、同日5位で男女で見ても7位と人気です。

3日に1次試験がある共学の中等部も男子は891人が受験し4位、女子は372人で私立の女子では3位となりました。

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慶應附属校の学部別進学数

慶應系の各中学に進み、高校へ行く段階になると、国内では神奈川の慶應義塾高、同湘南藤沢、東京にある慶應女子、埼玉の慶應志木に分かれます。

大学へ進む段階になると、4校の卒業生計約1400人のうち99%が、それぞれの志望に応じて学部を決めます

一応成績順で志望が通るかどうか決まりますが、枠が広いため、ほぼ希望の学部に進めます。

22年3月卒業の4校の生徒の進学学部は次のようになっています。

慶應附属高 学部別の進学人数(22年3月卒業生)

学 部塾高女子志木藤沢
経 済211557956
224547464
121512
理 工1023942
 商 93252117
医 学22
総合政策1115
環境情報211119
看護医療
薬 学
他大学など

人気は経済、法 理工は14%程度

慶應義塾高の卒業生が他の3校りずば抜けて多いので、単純に数字比較はできませんが、やはり人気は看板の経済、法の両学部で全体の6割を占めています。

一方で就職や今後の生活を考えて、文学部へ進む生徒は女子でも少なく、3%程度にとどまっています。

理系では理工学部への進学の割合が14%と、このレベルの高校にしては少ない気がします。

08年に共立薬科大と合併して誕生した薬学部も少数で、看護医療志望の生徒もわずか。

湘南藤沢キャンパスで学ぶ2つの学部も環境情報学部は時代のニーズに合わせて興味を持って進む生徒もいますが、「主流」という雰囲気ではないようです。

残り1%はどこへ行ったのか

わずか1%ですが、「他大学」へ進む生徒もいます。

すべての「行き先」がわかっているわけではないのですが、東大へは1人、早稲田へ1人進んだ以外は、医学部へ進学しています。

慶應の医学部に進むには「トップ5に入らなければ難しい」といわれ、20人以上推背で入る塾高にしても「平均評定9.0以上は必須」というハイレベルです。

惜しくも推薦が取れなかった生徒は自らの初志貫徹を目指し、慶應を飛び出して他大学の医学部受験となります。慶應女子の場合は、北里大医学部の推薦枠もあります。

難易度に関わらず、慶應人気は不動のものです。

2次試験を気にする親御さんもいますが、慶應は1次が肝。結果非公表で何点取ればという目安がわかりにくいのですが、高得点勝負なのは間違いありません。

筆記で8割確保は合格への絶対条件です。(受験デザイナー・池ノ内潤)

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