前受けを経て改めて注意したい2、3のこと

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「余裕」が全ての流れを良くする
ティッシュペーパー必須の理由
悔いなき受験の窓際「寒さ」対策
・「外野」に気持ちを左右されるな

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「余裕」が全ての流れを良くする

1月10日解禁の埼玉入試も中盤戦突入という感じです。3日間、1回あるいは複数回の「実戦」を経験して、各家庭では何かしらの「教訓」を得たと思います。実際に経験してみて、頭の中で想定していたこととは「違つた」ことをこの後の千葉入試、2月の東京・神奈川入試に生かします。

中でも「試験会場(学校)への道のり」については、十人十色、さまざまな経験をしたことでしょう。「思ったほど混雑せずにスムーズだった」「駅から長蛇の列で、想定の倍近くかかった」「学校へのバスが混雑して、20分以上かけて歩いた」などの声が聞かれました。

「ちょうどいい」時間に最寄り駅に到着するより、「余裕をもって到着」が全ての流れをスムーズにするというのが、総じて言えることです。今のところ天候にも恵まれ、大きな鉄道トラブルもないようですが、こればっかりは分かりません。入試前に親子で「気持ちのゆとり」を持つためにも、「ちょっと早いかな」くらいで「ちょうどいい」です。

早めに到着しても試験会場も開門していることが多く、到着順に入試を受ける教室(会場)に入れてくれます。付き添いの親御さんは控室がない場合、「時間の潰し方」が大変かもしれませんが、主役の受験生がストレスなく席に着ければ良しとします。

ティッシュペーパー必須の理由

ティッシュペーパーも入試会場に持参する必須アイテムです。何があるかわからないので、少々多めに持っていると、思わぬことで「威力」を発揮します。

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1つは「机のがたつき」です。入試会場では時折、机の脚のバランスが悪いものがあって、力のかけ具合でガタガタ動いてしまいます。あまりいい机でない場合は、脚の下にティッシュを何枚か折りたたんで挟み込みますがたつきは解消されます。椅子も気になるようなら同じようにします。

気の利く学校は、そのあたりのチェックを試験会場設営の際に行って、机やいすをチェンジしますが、すべての学校が…というわけではありません。監督の先生に申し出ても解決しないことが多々あります。コンディションを自ら整えるのも「入試」のうちです。

悔いなき受験の窓際「寒さ」対策

依然としてコロナ禍での入試が続いています。学校も前2年ほど神経質にはなっていませんが、保護者控室がない、個々の机の周りには仕切り板があるなどの「対策」が続いています。

その一環として「換気の徹底」があります。教室の窓が開けられることが多く、そうなると窓際の席の受験生は割を食って「寒い」思いをします。上着を着ながら入試、というのは、かなりやりにくいです。寒さをこらえての入試は集中力もそがれてしまい、悔いの残る受験になります。少々面倒、大げさでも「万が一」を想定して準備します。

「運悪く」寒い席になってしまったら、ヒートテックなどの薄手でも温かさを感じられる衣服を1枚用意しておくと状況は好転します。下半身も冷えるので、同じくヒートテックの類のものを持参し、靴下は厚手のものを二重に履いておきます。最初から着るのが暑ければ、面倒ですがトイレの個室を使うなどして着替えます。着るもの、あるいは脱ぐものを入れられる大きな袋の用意をお勧めします。

温かいお茶や紅茶などを入れた、保温性の高い水筒も持参します。ただし、飲みすぎに注意。毎年、試験中にトイレに行きたくなって、用を足したはいいけれど、残り時間が気になって、焦ってしまい…という例は、試験監督の先生からよく聞きます。

学校側の配慮が行き届いていて、寒さ対策は「杞憂」に終わる可能性もあります。しかし、こればっかりは当日教室に入らないと分かりません。「備えあれば患いなし」です。

「外野」に気持ちを左右されるな

入試会場となる教室に入ってみないと分からないのが、前後左右、あるいは教室内の受験生です。試験前から落ち着きがない、同じ塾の仲間と騒いでいる、果ては追いかけっこまでして遊んでいる…受験生とは思えない緊張感のない子もいます。監督の先生が来てからも「受ける態勢になっていない」子さえいます。

「外野」の声や存在がが気になるようなら、「耳栓」を使います。完全シャットアウトは難しいかもしれませんが、かなり違います。周りの言動にイライラすると、試験開始からうまく「乗れない」状態になります。「何かしっくりこない」はミスを誘発します。

同じ塾や小学校の子がいたら、あいさつ程度はしても積極的にかかわる必要はありません。友達と答え合わせをしても、点数が変わるわけでもありませんし、それよりも気持ちを切り替えて次へ進みます。この切り替えが上手にできるかどうかでも、入試結果は違ってきます

親御さんが子どもにアドバイスを送るとすれば、試験前に「周りの人とは関係なく、自分はここへ何しに来たのかを思い返してみよう」と心の中で唱える、と伝えてみてください。何度か反すうしているうちに、入試に集中できる態勢が出来上がります。

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