中学受験 鉄則!ママ友とは受験話はしない

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◆中学受験の窓口 今日のメニュー
・「どこの女子学院?」
・外野は「興味半分、妬み半分」
・「受験ネタ)NGの鉄則
・波風が立ちやすい中学受験話
「どこの女子学院?」
中学受験は全国的にみれば「少数派」です。
首都圏でも6年生の2割程度、都内でも文京区や世田谷区のように中学受験が当たり前という地域と、10%にも満たないところをならすと3割程度の子どもしかチャレンジしません。
自分が今存在している世界が「普通」と思いがちですが、冷静に見れば中学受験など無縁の家庭の方がはるかに多いです。
中学受験をする子どもを持つお母さんと、そうでないお母さんの話がかみ合わない、というのはよく聞く話です。
受験が終わって「女子学院に合格した」と言ったお母さんに、受験をしていないお母さんは「どこの女子学院?」とか「何女子学院?」と尋ねる、という話は「受験あるある」です。
「JG」なんて言おうものなら、全く話が通じないでしょう。
良い悪いではなく、中学受験なんて無縁、という人が圧倒的に多いのです。
外野は「興味半分、妬み半分」
その一方で非受験組の親御さんは、他人の受験の「結果」については「ものすごく」関心がある傾向です。
中学受験の中身はよく知らないけれど、他人の学校の合否は知りたがるのです。
「どこの塾に通っている」とか「家庭教師をつけている」などという話題にも、「耳がダンボ」になります。
口にこそ出しませんが(中にはズバリ聞いてくる人もいますが)、「お金、いくらかかっているのかしら」とか「誰が勉強させているのかしら」など、外野は興味半分、妬み半分で見ていることがよくあります。
「受験ネタ」NGの鉄則
非受験組のお母さんは言うまでもなくですが、同じ小学校のママ友には、自分から「受験ネタ」を提供しないのが中学受験をする親御さんの「鉄則」です。
加えて、子どもには小学校で受験や塾の話を自分からしない、というのを「決まり」にするくらいでちょうど良いです。
小学校には必ず塾や受験の話を日常的にする子がいますが、我が子はできるだけ「聞き役」に回ること。
できれば受験話の会話の輪の中には入らないのがベストです。
子どもが話したことは、親に流れてその後一気に広まるので「余計なこと」は言ってはなりません。
中には子どもに「探り」を入れる人もいます。
通っている塾、成績、狙っている学校など、「根掘り葉掘り」聞きます。
その情報を元に、ネットで調べては、受験家庭の経済事情まで想像する、なんていう、そんなことをしてどうするのか、と思うようなことをする人が実際にいると思うとぞっとします。

波風が立ちやすい中学受験話
「対策」として、子どもと聞かれた場合の「想定問答」をしておくと良いかもしれません。
ここまで言っていいけど、その先はダメ、とかです。
つかまらないように、元気に「こんにちは!」とあいさつして走り去る、を徹底して話せるような機会をつくらなかったという「逃走手段」で乗り切った子もいます。
かといって、親御さんは逃げられない場合も多々あると思います。
顔が合えばあいさつもするし、会話も交わすでしょうから、受験話に絡まざるを得ないこともあります。
その話になったら「まあ、どうなるか分からないし…」を繰り返し、曖昧にして具体的な話はしなのが得策です。
とにかく合格までは「深海魚」で大いに結構。同時に相手のことも探らない。
中学受験絡みの話は何かと波風が立つ要素をはらんでいます。
こちらが「そんなつもりはない」のに波風が立つことがあります。
無用な波風を立てないのは、子どもに伴走する親御さんの大切な役目です。

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