学校説明会 持ち帰りたい5つの「みやげ」⑤

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在校生と「立ち話」する機会
生徒の「ナマの声」を聞く
通学路、周辺環境を実感する
・学校を「肌で感じる」大切さ

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在校生と「立ち話」する機会

学校説明会では、実際にその学校の生徒と話ができる機会を設けているところもあります。先生があれこれ言うよりも、通学している子どもたちにいろいろ聞いた方が、親御さんもイメージがわきやすい、という中学校側の配慮はうれしい「プログラム」の1つです。

説明会場に集まってくれて対応する場合もあれば、校舎の所々にいてその都度「立ち話」をするなど、パターンはいくつかあります。中には中学生だけでなく、高校生も参加しています。その姿から、数年後の我が子の成長を重ね合わせることもできます。

生徒の「ナマの声」を聞く

1つ意識してほしいことは、説明会に呼ばれている生徒さんは、間違いなく「選ばれた」子たちです。成績優秀、生徒会活動や部活動でも真面目にやっている子、あるいは先生から見て落ち着きのある、学校のことを話すにしても「余計なこと」をべらべらしゃべらない生徒が「配置」されます。

それを差し引いても、志望校に通う生徒の「ナマの声」を聞くことができるのは貴重です。何かしらの「みやげ」を持って帰ります。聞き方によっては、思わぬ「掘り出し物」の情報を得ることができます。

あまりチャンスはないかもしれませんが、学校側が揃えた生徒さん以外にも話が聞けないわけではありません。学校説明会が土曜の午後に開催される場合は特にチャンスです。

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部活が終わって帰宅する生徒は数人の友達同士でいる場合は、話しかけると何でも話してくれます。リアルな学校の「ここだけの話」が結構聞けます

通学路、周辺環境を実感する

最後に学校説明会とは直接関係ないかもしれませんが、通学路、特に最寄駅から徒歩で学校へ行く場合は「周辺環境」を知っておくのも、志望校選びに役立ちます。6年間通うかもしれない学校です。学校の行き帰りは重要ポイントです。

商店街を抜けていくのか、住宅街なのか、平坦な道なのか坂道なのか、天候が悪い場合はバスも利用できるのか、など、学校案内本やホームページの「徒歩●分」だけでは分からない情報が、実地調査をすることで実感できます。

特に徒歩10分以上かかる場合は、歩きながら「夏の暑い時期や冬の寒いときはどうか」と想像してみます。徒歩●分の「実際」を歩いて体感するのも大切。電車を降りてから改札口までの時間も組み込んでどれくらいかかるかを把握しておきます。

時間があれば、通学路だけでなく、学校の周りや近くの商業施設なども歩いてみます。機会があれば、お店の人などにその学校の生徒の様子を聞いてみます。中高生のことですから、それほど評判のいい話はないかもしれませんが、通学路での学校の取り組みや地域との交流が分かるかもしれません。それだけでもどういう教育方針、校風の学校かが伝わるものです。

学校を「肌で感じる」大切さ

学校説明会へ参加すれば、良くも悪くも何かしらの「印象」を抱きます。偏差値や知名度とは関係なく、その「印象」が結局志望校、受験校の「決め手」になることはよくあります。

印象が良ければ、今度は子どもを連れて再度訪問します。親御さんが好印象でも、通うのは子ども自身だからです。子どもがあまり乗り気でないなら、再考です。

文化祭や体験入学が学校訪問のオーソドックスな機会かもしれませんが、なんでもない日の放課後の様子を見に行ってみたり、朝の登校風景をながめるのも効果的。子どもは肌で合う、合わないを敏感に感じるものです。

出来の素晴らしいパンフレットやきれいなホームページだけで惚れ込んで、受験を決めないでください。中学受験は「百聞は一見に如かず」です。

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