文化祭がチャンス!中学のリアルを知る取材活動

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復活の文化祭 親のすべき行動
リアルな話が聞ける「生徒取材」
「すっぴん」見せない中高一貫校
 やはり「百聞は一見に如かず」

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復活の文化祭 親のすべき行動

コロナ禍でまともに開催できなかった、中高一貫校の文化祭が今年は「完全復活」の傾向です。

入場制限や時間制限を設けている学校も少なくなり、マスク着用、手指消毒などを徹底すれば問題ありません。

文化祭は校内を自由に回れる、絶好の機会です。校舎内が装飾され、普段とは違いますが、学校の雰囲気を知る一端になります。

その学校への進学、受験を考えているのなら、はしゃぐ子どもとは別に親御さんは「取材活動」に専念します。

具体的には生徒を何人も「つかまえて」直に話を聞きます

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中学受験の頃の話、学校で一番楽しい時間、宿題の量、先生の雰囲気、部活動、先輩との交流、通学の大変さ…「質問内容」は家庭によって全く違います。気になること、学校説明会ではっきりしなかったことなどを手短に、複数の子から聞きます。

志望校の生徒の「ナマの声」を聞くことができる機会は貴重です。思わぬ情報を得ることができる可能性があります。

少しでも在校生と会話を交わすことによって、文化祭は「ああ、楽しかった」以外の「お土産」をきっちり持って帰ります

リアルな話が聞ける「生徒取材」

文化祭のそれぞれの参加団体(クラスや部活など)で忙しく動き回っている生徒に声をかけるのは「お邪魔」です。

なので、各団体の受付や周辺でわりと暇そうにしている生徒や、参加団体でもそれほど混雑していない部屋にいる子などを見つけて声がけします。

中学生は照れてなかなかはっきり答えてくれないこともあります。それでも友達同士、2,3人でいると口も滑らかになります。

「偏差値なんて全然届いていなかった」「小テストは毎日ある」「課題提出はすごくうるさい先生がいる」「女子がクラスを仕切っている」「授業は早くてついていくのが大変」「家だと部活で疲れて勉強できない。「(定期)テスト前に一夜漬け」「先輩は優しいし、テストのこととか教えてくれる」「いじめはないけどいじりはある」などなど、リアルな話が結構聞けます

生徒たちのリアルな「答え」をどう判断するかは、親御さん次第。子どもによっても回答は違います。回答をどうとらえるか、親御さんの役目は重要です。

親御さんが「どうしてもこの学校を」と思うなら、子どもは自由にさせて「楽しい」と感じてもらい、印象を良くして受験への「流れ」をつくります。

ゲームでも模擬店でも、子どもの行きたいブースやイベントへ解き放ちます。親御さんはそれに付き添いながらも「取材」です。

ご両親で行かれる場合は、どちらかが子どもに付き合い、どちらかが「取材専念」というフォーメーションも「あり」です。

「すっぴん」見せない中高一貫校

学校説明会でも生徒の話を直に聞くことができる機会を設けている中学もあります。

中には中学生だけでなく、高校生もいたりして、数年後の我が子の成長を重ね合わせることもできます。

ただ、一つ頭に入れておいてもらいたいのが、説明会に呼ばれている生徒は、間違いなく「優等生」の部類に入る子だということです。

成績優秀、生徒会活動や部活動でも真面目にやっている子、あるいは先生から見て落ち着きのある、学校のことを話すにしても「余計なこと」をべらべらしゃべらない生徒が「配置」されます。

中高一貫校の多くは結構「厚化粧」で、なかなか「すっぴん」を見せてはくれないのです。

やはり「百聞は一見に如かず」

文化祭にしても学校説明会にしても、受験する中学校のイベント参加は必須です。できれば5年生のうちにひと通り受験候補校を親子で訪れるのが理想的です。

学校へ足を運べば、必ず肌で感じることがあります。何かしらの「気づき」があります。この「肌感覚」「目に見えない感触」が「学校との相性」なのでしょう。

最終的には主役である子どもの意志が最大限尊重されての受験校決定ですが、「百聞は一見に如かず」です。

出来の素晴らしいパンフレットやきれいなホームページ、大学合格実績の数字、偏差値など「目に見える」ものだけを判断基準に受験を決めなるのは「危険」です。

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