中学受験「デキる子」だってツラいあと3カ月

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・「デキる子」なりの重圧
追われるように勉強している子
至るところでプレッシャー
・受験で勝てる「ゲーム感覚」の子

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「デキる子」なりの重圧

成績優秀、いわゆる「デキる子」は、傍から見れば「いいわねぇ。何も心配いらないじゃない」と思われがちです。それでもデキる子はデキる子なりにプレッシャーを感じています

各進学塾では成績順にクラス分けするだけでなく、席順までテストの結果で決まります。

「3列目にいったら開成は受からない」「上2つのクラスから落ちたら女子学院はムリ」など、クラス、席順をめぐっては「中学受験都市伝説」のようなものがあり、一部の生徒は敏感に反応し、振り回されます。

「不合格」「都落ち(クラスダウン)」…。偏差値の高い子の中には、常にこの「危機感」「屈辱」と戦っているような子がいます

それを払しょくしたいがために、寝る間も惜しんで勉強している子もいます。勉強を「楽しんでいる」という雰囲気はそこにはなく、常に焦りを感じ、イライラ状態。精神の安定を保つために他人にキツいことを言ったり、マウントすることで発散してしまうこともあります。

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追われるように勉強している子

塾内での競争もありますが、親御さんを意識して追われるように勉強している「デキる子」もいます。

テストで常に高得点と高い偏差値をマークしている子の親御さんはそれが「当たり前」という感覚です。子どもが、日々何かに追われるように勉強していて、心の休まる時がない状態であることを忘れがちです。

「もし成績が悪かったら親ががっかりする」。「怒られる」ではなく、「がっかりする」がミソ。そう思い込んでいる「デキる子」は意外と多いです。子どもは親御さんの「がっかり」が一番こたえます。

親御さんの何気なく言っているつもりの言葉でも、子どもにはプレッシャーに感じます。お母さんが自分に優しいのは「成績が良いから」で、悪くなったら存在価値がない、と真剣に思っている子がいるのも事実です。

至るところでプレッシャー

「うちの子はデキる」と信じている親御さんは、志望校の望みも高ければ、併願校も同レベルの学校を並べる「強気」の傾向にあります。

「そんなのムリ」くらい言える親子関係なら問題ありませんが、親の期待に添いたい一心の子は、内心不安で押しつぶされそうになりながら懸命に勉強しています。

過去問の解答をカンニングする(事前に過去問集で答えを確認する)行為が毎年「デキる子」の中に散見されるのも「プレッシャーに負けてしまった」というつらい背景があります。

そんなことをしても何もならないことくらい子ども自身がよく分かっています。それでも…なのです。親の期待は「力」にもなりますが、子どもを潰しもします難しいです。

小学校でも「デキる子」という認識がされており、「塾に行って猛勉強しているんだから落ちたら格好悪い」という無言のプレッシャーも周囲から感じています。

「格好悪い」ことは何もないのですが、確かに合否については、受験をしない「外野」まで「注目」しています。語弊はありますが「野次馬」的感覚です。ここでもデキる子は神経をすり減らしています。

受験で勝てる「ゲーム感覚」の子

入試で結果を出す子は実は「デキる子」ではなく、受験をある程度「楽しめる子」です。

偏差値の高低や取り組んでいるレベルは別にして「勉強が面白い!」というモードに入った子は「強い」です。受け身でない姿勢が注意力と粘りを生み、難しい問題も自分の中のさまざまな「引き出し」からいろいろな道具を持ってきて、しぶとく解いてしまいます。

「ゲーム感覚」と言った方が分かりやすいかもしれません。一喜一憂せず、できなくても「そうかぁー、そうきたかぁ」と楽しめている子は、大丈夫です。

「できていないところがある」「まだやらないと足りない」…。デキる子でも、入試直前になるとマイナス面ばかりが目につき、親子で焦りを感じるものです。

しかし、見方を変えれば「できることがこんなにある」「足りないところは1つ1つできるに変えていけば、入試までにまだできることが増える」と思えば、結構自分も「戦える」ことに気がつくはずです。

残り3カ月。できていることの確認と「もう少し」を詰めれば大丈夫。気持ちに余裕のない状態が、入試では一番アブないです。

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