中学受験 「素直な子」が最強の理由

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消化良好な「積極的な子」
「幼い」と「素直」の決定的な差
「好奇心」の差が知識の差
・授業から必ず1つ土産を持ち帰る

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消化良好な「積極的な子」

塾の授業で「消化不良」を起こしてしまう子がいる一方、学んだ内容を着々と消化していく子も一定数います。

消化不良の子との決定的な差が少なくとも2つあります。

1つは授業の輪の中に入ることに「積極的」こです。。

まず授業から何かを学び取って持ち帰ろう、という姿勢ができています。

知識とその背景、どうしてそうなるのかの理由を、思考をめぐらせながら、先生の説明に耳を傾けながら、次々と頭の中に「インプット」していきます。

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行動として特長的なのが、先生が板書しないで言葉だけで終わらせたこともノートやテキストの端にメモし、知識を補強していきます。

逆に消化不良の子の典型例は、必要最低限しか「手を動かさない」ものです。

「幼い」と「素直」の決定的な差

授業中に学んだことを消化する子のもう1つの特徴は「素直」な子です。

話が難しいときは「先生、それってどういうこと?」と「素直」に自分のわからない=疑問をぶつけます。

先生がかみ砕いて説明すると今度は「マジで!面白い!」と「素直」に驚きや新しい何かが自分の中にインプットされた状態を喜びます。

わかってふりをして反応もせずにやり過ごしたり、学んだ内容を楽しめない子と差は長い年月で歴然です。

あまり積み残しをせずに、授業中に問題解決をしてしまうのは、塾の授業について行くための大切な心得です。

「幼い」と「素直」の差は、「幼い」子は自分の理解を超えたことは「わからない、つまんない」で終わりです。

「素直」な子は「わからないことを恥ずかしがらずすぐに質問し、わかった時の驚きや感動」を持ち帰ります

この「驚きと感動」を持ち帰って、親御さんに「こんなこと勉強した!」と報告してくれます。

この報告も実は大切で、ひとに「説明」することでとても質の良い復習になります。

「好奇心」の差が知識の差

思考力の差も「幼い」子と「素直」な子ではかなりありますが、知識を増やすこと(俗に言う暗記もの)でも差も出てきます。

ひと言でいうと「好奇心」の差が知識の差にもなります。

「新しいことを学ぶ」ということを楽しんで、今日はどんなことをやるのかな、とワクワクしながら塾に来る子と、親が言うから塾に「来てやっている」とでは差がついて当然です。

中学受験は子どもの精神的な成長、気持ちの持ち方次第で勉強の進み具合、吸収度、表にあらわれる学力(成績)に大きな違いが出ます。

授業から必ず1つ土産を持ち帰る

まだ授業の大切さを実感できていない「幼い」子に「授業中は集中」「わからないところは質問する」と親御さんが子どもの尻を叩いても、恐らく問題は解決しません。

親御さんは子どものノートやてきすとなどを必ず見て、「勉強したこん跡」から子どもの「実態」観察から始めます。

どうも消化不良を起こしている、という状態の場合、第一歩として「授業から必ず1つ土産を持ち帰る」をテーマにして通塾します。

授業の中で子どもが一番面白かったこと、興味を持ったことなどを探し、帰宅したら親御さんに「プレゼン」します。

拙くても、説明不足でもイライラしてはいけません。

もともと「幼い」子です。親の感情をぶつけた言葉だけで勉強嫌い、勉強に恐怖感を抱きます。

目標は短い時間でもまず「授業の輪の中に入る」ことができるようにするためです。

これを繰り返すと「ネタ探し」をするため授業に前向きに参加できます。

成績アップは塾の授業中に、どれだけ素直に「驚き、感動できるか」にあります

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