医学部は別物も…公立校強い首都圏国公立

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全て「私学優勢」でない大学入試
都立大は多摩地区都立上位独占
様相一転 医学部は私学が圧倒的
・中高一貫校の選択肢

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全て「私学優勢」でない大学入試

 東大、一橋、東工大以外の首都圏国公立大の学校別合格者を見てみると、私立より都立や県立の公立高校が合格者数の上位を占める傾向にあります。

 ここ数年同じ流れですが、中学受験がある私立の難関、上位校が「東京一工」や早慶、医学部志望が多い、というのも背景にはあります。それでも大学入試は全面的に必ずしも「私学優勢」ではないということが分かります。

都立大は多摩地区都立上位独占

 横浜国大は神奈川の県立高校の合格者数が多くトップは厚木で25人。2位1人の差で横浜市の川和が続きました。湘南(20人)、柏陽(19人)ときて、5位に私学では初めて桐蔭学園が14人で顔を出します。次に私学が登場するのは10位タイの山手学院(11人)。浪人するより「入れる大学」という考えが現役生のトレンドで、私立中堅校の生徒を中心に横国を志望しています。

 東京都立大も都立と神奈川県立が目立ちます。ここでもトップは厚木で19人。2位から8位タイまで日野台(18人)、国分寺(15人)、国立(14人)と都立勢が並びます。8位タイに山手学院(11人)、11位タイに神奈川大附属(9人)がトップ20入りした程度で、残りは全て公立でした。大学が八王子にあるため、多摩八王子地区の都立高校からの合格が多かったのも特徴でした。

様相一転 医学部は私学が圧倒的

 しかし、医学部のある大学になると、様相は一転します。横浜市大はトップ10校中9校は、光陵、金沢、横浜サイエンスなど神奈川の公立高校が並びますが、医学部は88人の合格者中、聖光学院の9人が1位。2位も栄光学園の6人と神奈川の私立ツートップが占めました。駒場東邦、フェリス女学院も3人ずつ合格と、他学部とは色合いが違います。

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 千葉大も全体では県立船橋の48人がトップ。5位タイで市川、昭和学院秀英が33人ずつで並びましたが、総じて千葉の公立勢が強かったと言えます。これが医学部になると、トップは開成の12人。開成は千葉大に17人合格ですが、医学部がその7割超を占めます。豊島岡女子学園も10人合格中7人が医学部、桜蔭にいたっては6人中5人です。医学部合格上位12校のうち10校が東京、千葉の私立でした。

 筑波大も総合では茨城公立勢が合格者の多くを占めましたが、医学部だとトップは江戸川学園取手の10人。全部で19人合格ですから50%以上が医学部でした。早稲田は5人、聖光学院は4人合格ですが、医学部には3人ずつ合格。私学の難関、上位校の生徒が「東京一工」以外の首都圏国公立を目指す場合、多くがどういう狙いかがよく分かります。

中高一貫校の選択肢

 難関校、上位校の医学部狙いの傾向は旧帝国大学でもみられます。北海道大に聖光学院は6人合格ですが、うち4人は医学部。東北大では桜蔭4人合格で全員が医学部でした。

 他の国立大学でも医学部には首都圏の中高一貫校の合格者が並びます。難関大学だけでなく、「医学部」という選択肢があるのも、中学受験をして入学する学校の特徴です。

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