中学受験 入試に影響する「ささいなこと」
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◆中学受験の窓口 今日のメニュー
・マスクがに入試結果を左右する
・「いつもの」新しい消しゴムで
・受験票の持参ミスに注意を!
・マネージャーが良いチームは強い
マスクがに入試結果を左右する
コロナの心配はかなり薄れたとはいえ、24年度の入試でも受験生のマスク着用は必須です。そしてこのマスクが受験成功のカギを握ります。
マスクは自宅からつけていく1枚だけではなく、複数枚を子どものカバンの中に入れておきます。
7,8枚でも十分ですが、切りよく10枚用意します。1枚ずつ包装してあるものが良いです。
自宅から試験会場までの移動中に着用していたマスクのまま入試に臨んでも、何も悪いわけではありません。ただ、多少なりとも湿ったりするものなので、できれば試験会場に入る直前に新しいものに替えると、気持ち良く入試に挑めます。
試験中も気になるなら、科目が1つ終わるごとに替えるのも「あり」です。休み時間に替えられるよう、使用済みのものを入れられる袋を持参しておきます。
本番の緊張感、独特の雰囲気は12歳の子どもにとっては、経験したことのない異質な空間です。学力以上に心身の「コンディション」で結果が左右されます。中学入試は「ささいなこと」で勝負が決まります。
「いつもの」新しい消しゴムで
マスクは親御さんが用意する範疇ですが、筆記用具などは子どもに用意させます。「これで自分は勝負するんだ」という自覚を持ってもらう意味も込めての、自分で用意です。
筆箱自体NGの中学も多いです。机の上には鉛筆やシャープペン、消しゴム、定規などをそのまま置くようにという指示の学校もあるので、各中学校の入試要項と照らし合わせて最終チェックは親御さんがします。
鉛筆などは複数本輪ゴムでまとめておくのがベスト。机の上での散乱防止、入試への集中につながります。落としたりして芯が折れないよう、キャップもしておくと安心です。
携帯用の鉛筆削りも忘れないように。シャープペンは芯を3本くらい入れ、さらに「故障」もありえるので、予備を1、2本。消しゴムは使い慣れた銘柄のもので「新品」を複数用意します。
解答欄の「消し残し」は痛恨です。せっかく正解だったのに、文字が重なっていたりして「判読できない」とされ、得点につながらなければ、これほど悔しいことはありません。少しでも「きれいに」消えるよう、入試では「いつもの」新しい消しゴムを使います。
筆記用具は忘れても中学校側で貸してくれます。しかし「他人の刀」で天下分け目の合戦に臨むようなものです。やはり最後は親御さんのチェックは必須です。
受験票の持参ミスに注意を!
受験票の扱いは細心の注意が必要です。
「忘れる」こと以上に、最近だと午後入試もあるため、学校名を確認せず違う学校のものを持ってきたり、複数回出願していて別の回のものを持参して会場へ行ってしまった、ということが少なくないようです。
試験前日、当日の朝、確認は必須です。万が一忘れたり、別のものを持参しても学校河出確認が取れれば受験自体はさせてくれると思いますが、スタート時点でのささいな「トラブル」に、子どもは少なからず動揺します。
ひと手間かかりますが、親御さんの確認作業一つで「余計な寄り道」は避けることができます。
会場に入り、学校側の受験票確認の際に、子どもがカバンのどこに受験票を入れたかわからなくなり、中身をすべてひっくり返してもなく、くしゃくしゃになって出てきた、という笑えない話も毎年あります。
スポーツ観戦などでみられる首から下げるタイプのチケットホルダーなどに入れておくのも一案です。
マネージャーが良いチームは強い
中学入試の主役はあくまで子どもです。
しかし、マネージャーがしっかりしている「チーム」は強いです。良い結果を導き出します。 マネージャー役は紛れもなく親御さんです。
あまり神経質になる必要は全くありませんが、子どもに「あとは自分を信じて、力を十分発揮できるようにするだけ」という状態で送り出してあげるのが、せめてもの親心です。
確認作業は前夜のうちに抜かりなく。当日の朝はかなり慌ただしくなります。朝チェックをするとしたら簡単に済ませます。
サポートももう少しで終わります。ここまで来たら「詰め」が甘くならないように、です。
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