中学受験 「全落ち」を避ける賢い親の行動

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◆中学受験の窓口 今日のメニュー
・「全落ち」は不可 次善作を
・「掘り出しもの」は必ずある
・避けたい一度も行ったことがない
・合同説明会を使うのも効率的

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「全落ち」は不可 次善作を

中学受験をする多くの子が小学3年生の2月から通塾し、それぞれの志望校である中学校を目指します。

しかし、6年生の夏休み以降になると、成績と相談し「現実」を見つめなければならなくなります。

偏差値、成績が志望校に全くといっていいほど届いていない場合、それでも第1志望は諦めない強い意志を子どもは持ち続けるとともに、親御さんは「次善策」を考えるのが必須となります。

3年間頑張ってきた子どもの中学受験で絶対に避けなければならないのが、受験した学校のどこからも合格をもらえない「全落ち」です。。

「全落ち」の受験のトラウマとなり、高校受験でも大学受験「あの時」の体験がちらつき、精神的にマイってしまいます。

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塾任せにせず(もちろん相談は可)、必ず「勝てる学校」「進学しても良い学校」を親御さんの責任で選びます

「掘り出しもの」は必ずある

志望校が固まっていない、あるいは変えなければ、と考えている場合、9月からは「範囲を広げて」学校説明会に参加(オンラインも含めて)することをお勧めします。

候補には入っていたが、本格的に検討はしていなかった学校などは特に要チェックです。

本命の志望校研究で忙しいかもしれませんが、そこは「疎かにせず」です。

学校の話を聞いてみたり、足を運んでみたりすると「掘り出しもの」はあります。

肌で感じる学校の雰囲気、先生方と話した印象など、人によって掘り出し物の「物差し」は違いますが、先入観で切り捨てず、無駄足覚悟で説明会には積極的に参加します。

質問の機会があれば、大いに利用します。ピンとくるものがあり、「新しい出会い」の道が開けるかもしれません。

避けたい一度も行ったことがない

1月、2月の受験本番になって絶対避けたいのは「一度も行ったことがない」中学の受験です。

文化祭どころか、説明会すら参加していないという学校を受験する状況になるのは「最悪」です。

そこに合格して、入学することになるとしたら、顔も性格も知らないのに結婚するのと同じことになると思えば、想像がつくことでしょう。

できれば受験、進学を考えている学校は5年生までに一度は訪れておきたいところです。

可能なら複数回、説明会だけでなく、文化祭、体育祭などにも顔を出し、何にもない時でもふらっと学校周辺を散策します。

学校訪問をするたび「発見」があるからです。

前回の訪問とは違った学校の「横顔」を見ることもあります。質問する先生によって「回答」が違うこともあります。

それをきっかけに別の学校はどうか、などの視点も出てきます。

学校研究に「深み」が増して、偏差値や知名度に左右されない学校選びの判断材料を得られます。

志望校合格を勝ち取る家庭の学校研究は「ここまでやる」ということを行動に移しています

合同説明会を使うのも効率的

秋も各地で行われている「合同説明会」などのイベントに参加して、さまざまな学校の話を聞くのも見識が深まり、志望校選択の判断に役立ちます。

100校以上、少なくとも20校くらいは一堂に会します。さまざまな学校のブースを訪ね、担当の教職員と話をして「外枠」のイメージを形成します

志望校のブースを訪ねるのもいいのですが、それは中学自体が行う説明会まで待ちます。

「合同説明会」は勉強のつもりで各校の話を聞き、「中高一貫校の教育」を把握します。

志望校以外の話でも、とても役立ちます。視野を広げると、中学受験も余裕が出てきます。

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