中学受験 「子ども周り」のちょっとしたトラブル

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村 筆者プロフィール

◆中学受験の窓口 今日のメニュー
どこで「地雷を踏む」か分からない
塾、クラスの「格差トラブル」
スポ少をやめられなくて困った
志望校をインスタであげられる

スポンサーリンク

どこで「地雷を踏む」か分からない

中学受験は多くが新4年生からの3年間を費やして勉強をし、入試に臨みます。

3年間、日数にして1000日を超える長丁場です。

その間、勉強に集中できる「環境」をできるだけ用意するのが親御さんの一番重要な役目になります。

ですが、厄介なのが子ども同士の関係で時として受験に集中できない状況が発生することです。

小学校で、塾で、授業中、放課後を問わず、中学受験をする子どもの周りは「トラブルの素」がゴロゴロ転がっています。

スポンサーリンク

こちらにそんなつもりはなくても、トラブルに巻き込まれてしまうことが多々あります。

語弊はありますが、子どもはどこで「地雷を踏む」か分からない状態にあります。

塾、クラスの「格差トラブル」

「そんなの気にせず、自分のペースで、家庭の考え方で突き進めばいい」とアドバイスする中学受験の終了組の先輩親御さんもいます。

正論です。正論ですが、自分たちはそうしたくても「相手」から仕掛けられたら、それを回避するのは厄介で、一筋縄では…ということもしばしばです。

中学受験をする子の間でのトラブルの1つとして挙げられるのが、通塾している塾や成績別クラスを巡る「格差トラブル」です。

小学校の教室では、塾での成績の優劣(塾の所属クラス、サピックスならαの子がアルファベットクラスの子を見下すなど)、通っている塾の格付け(サピ勢が他塾、特に中小塾や中堅校狙いの塾をばかにする)などで、子ども自身の人格まで否定するような言動がみられるケースがよくあります。

これが度を超すと、ターゲットにされてしまった子への「いじめ」や「不登校」につながることも少なくありません

スポ少をやめられなくて困った

思いもよらないトラブルに、多くの受験生が悩まされていることがアンケートからも浮かび上がってきます。

「ひまわり教育研究センター」(大阪市)が23年10月に行った「中学受験における子供同士、ママ友同士のトラブル」についてのアンケートには、さまざまな回答が寄せられています。

「子ども同士のトラブル」について、小学校でも塾でも3分の2以上の約67%が「トラブルはなかった」と回答しています。

一方で残りの3分の1の家庭では「トラブルあり」と回答をしています。

その中には「本当に?」と聞き返したくなるような回答もあります。

例えば「スポ少をやめられなくて困った」というものです。直接子ども同士のトラブルというものではありませんが、これも「子ども周り」のトラブルととらえてもいいでしょう。

野球やサッカーのチームに所属していると、受験を理由に5年生が終わるころまでに抜ける子は一定数います。

しかし、チーム事情(人数が少ない、中心選手でいなくなると戦力ダウンなど)で、雰囲気的になかなかやめられないこともあります。

快く送り出してやれないものかとも思いますが、「軸」が中学受験の家庭とスポーツという考え方の人ではなかなか「接点」が見いだせず苦労します。

本人が「続けたい」と言っているのなら、無理にやめさせると却って勉強に集中できず逆効果ですが、本人も「受験シフト」なら周囲が何を言おうと…です

親御さんもあやふやにせず、毅然とした態度が求められます。

志望校をインスタであげられる

「志望校をインスタであげられるなど、不愉快な思いをした」という回答も驚きです。

強引に聞き出してアップしてしまったのか、それとも我が子が「調子に乗って」口走ってしまったのかでも「トラブル」の深刻さは違いますが、他人の志望校を何も考えずインスタにあげる、というのも受験生としては「幼い」行為です。

受験絡みのトラブル回避には「小学校で中学受験の話はしないし、のらない」「塾の話もしない」を徹底します。

マウントをとる子、成績の振るわない子を見下す輩は周囲からやがてひんしゅくを買います。

「嵐」が過ぎるまで相手にせずです。

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村 筆者プロフィール

Print Friendly, PDF & Email
スポンサーリンク