中学受験 ママ友周りのちょっとしたトラブル

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ママ友同士で「クラス」の話は…
5割が結局「解決しなかった
ママ友同士のトラブル回避には…
親の「カスタマイズ」が生命線

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ママ友同士で「クラス」の話は…

「ひまわり教育研究センター」(大阪市)が23年10月に行った「中学受験における子供同士、ママ友同士のトラブル」についてのアンケートには、さまざまな回答が寄せられています。

「ママ友同士のトラブルがあった」というアンケートの回答は約2割の親御さんからありました。

割合としては塾では4%程度ですが、小学校でが15%超と圧倒的に「身近」なママ友とのトラブルが多いようです。

具体的な内容を見ると「順位で」というのがありました。

これだけではよく分かりませんが、もしかしたら同じ小学校、同じ塾に通う子どもの塾内のテスト順位ではないかと推測できます。

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さらに拡大解釈すると、その順位によって「塾のクラス」に違いが出ることへのわだかまりだったかもしれません。

「うちの子の方ができるのに、どうして●●君の方が上のクラスなの」という不満から、関係がぎくしゃくしたという展開でしょうか。

塾のクラスのアップダウンについて、必要以上にこだわる親御さんは一定数存在します。

中学受験で志望校に合格することが目的なのか、塾でクラスを上げることが目的なのか…それくらい躍起になる親御さんが本当にいます。

ママ友同士の会話では「クラス」の話には加わらないのが得策です。

5割が結局「解決しなかった

「疎遠になった友人の母親から声がかからなくなった」という回答もありました。

これは仕方がありません。

こちらは特に意識していなくても、「中学受験をする」ということだけで家庭環境や経済格差を感じて離れていく人もいます。

「仲間」と思っていたのに違った…という感情は「疎遠になる」のに十分な理由です。

親同士のトラブルは子ども同士より「感情のもつれ」があるようです。

結局「解決しなかった」50%、「どちらともいえない」約14%と「すっきりしない」状態のまま、ということが多いようです。

ママ友同士のトラブル回避には…

アンケートでは最後に中学受験をした中高生の母親に「ママ友同士のトラブルを避けるにはどうすれば良いか」と尋ねています。

これといった「特効薬」的な回答はなく「受験生同士のママと深くかかわらない、受験の深い話はしない」というのが総合的な回答です。

最初の頃は「お互いに頑張りましょうね」「同じ学校に行けるといいね」とママ友同士は笑顔で話せます。

しかし、6年生になって成績、志望校、塾のクラス分けなど、中学受験がだんだん「リアル」になってくると、心中穏やかでない親御さんは圧倒的に増えてきます。

6年生になって無駄なトラブルや煩わしい関係を最初から避けるためにも中学受験は「単独行動」がおすすめです。

ママ友の持っている「情報」は「玉石混交」ですが、大半は「石」です。

「筋のいい情報」を持っている人は他人にはまず公言しません。

中学受験の情報、学校研究などは親御さん自らの足を使って稼ぐものです。

情報の信頼性、勉強の相談は塾の先生に、というのが中学受験のセオリー(全てが正確ではなく、バイアスがかかっていることもありますが)です。

親の「カスタマイズ」が生命線

運が大きく左右しますが、勉強だけでなく、さまざまな相談にのってくれる、経験豊富な家庭教師が見つかると「軍師」を得たようになり、親御さんがメンタル的に助かることもあって、心強いです。

中学受験終了組の親御さんに相談するのは善し悪しで、そこから周囲のママ友に「もれる」こともあります。

周囲と全く関係のない人などでいい方がいればOKです。

ただ、それも「参考程度」でとどめます。

受験は十人十色。ある人が成功したやり方、考え方が我が子に合うことはほとんどありません

ユニクロで衣服を買ってきて着るようなわけにはいかず、中学受験は「オーダーメイド」が基本です。

特に中学受験は親御さんの「カスタマイズ」が生命線になります。

中学受験参戦を決めたのなら、程度の差こそあるものの「親御さんが中学受験を勉強する」のは必須です。

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