中学受験 任せて安心?ベテラン講師

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ベテラン先生は「ラッキー」?
「あててみなければ分からない」
若い先生で「開眼」する子も
男性講師と女性講師の違いは?
塾の記憶を「最高の思い出」に

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ベテラン先生は「ラッキー」?

 子どもを進学塾に預ける場合、親御さんとしては指導歴が豊富なベテランの先生だと安心するのではないでしょうか。

 同じ授業料なら各校舎の校舎長、室長、あるいは教科責任者クラスの先生自ら教えてくれるとなると「ラッキー」「運がいい」「お値段以上」となるのは自然な感情。受験業界に長らく在籍し「指導の型」というのもしっかり持っていて、中高一貫校の内情にも精通しているとなると頼り甲斐があり、心強いです。

「あててみなければ分からない」

 一方で指導歴が豊富でさまざまなタイプの生徒を見てきた経験から、子どもたちの「見切り」が早い先生も多いです。「5年生のこの時点で成績がこれなら●中学止まり」とか、「伸びしろがこれ以上感じられない」など、見通せてしまうのです。それがまた面白いように「あたる」ので、見立てに信ぴょう性を増すのです。

 そうなると意識している、していないに関わらず、指導の熱量も上のクラスと下のクラスでは差が生まれてきます。子どももその雰囲気を感じるのでしょうか、上位クラスと下位クラスでベテラン講師の評価は微妙に違い、上位クラスの方が「ウケ」は総じて良いです。

 ベテランの先生は「独自メソッド」にも自信を持っている人も多くいます。それに合う子は先生を「カリスマ」のように信奉しますが、合わない子は何を教えてもらっても、最初から受け付けません。今でも精神主義的なことを訴える先生も割と多く、現代の子どもには理解しようとする前に拒否反応を示してしまう場合もあるようです。ベテラン講師と子どもの相性が良いかどうか「あててみなければ分からない」です。

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若い先生で「開眼」する子も

 対照的なのが若手の先生です。キャリアはまだ浅いのですが、できる子にもそうでない子にも情熱を傾けて指導してくれる先生がことのほか多いです。補習や授業終了後にも熱心に質問に答えているのも総じて若い先生で、その頑張りには頭が下がります。

 入試直前や期間中に過去問対策に丁寧な添削をして返却してくれるのも若い先生が多いです。精神的に幼く、勉強面でまだまだ手のかかる子でも、年齢の近さもあって先生を慕うようになり、成績が徐々に上向いてくることも多々あります。少し大げさに言うと「開眼」というやつです。

男性講師と女性講師の違い?

 中学受験の塾講師は圧倒的に男性社会ですが、女性講師も活躍しています。男性だから、女性だからというのはあまりないのかもしれませんが、どちらかというと男性の先生の方がドライかもしれません。教え子の合格、不合格は気にしつつも、1月最終日の授業が終わると、使命は果たしたとばかり、気持ちは新学期に向いている先生も少なくありません。

 女性の先生はというと「自分のことのように胃が痛くなる」「気分は母親と同じ。自分が受ける方が楽だと思い、いてもたってもいられなくなる」という話もよく耳にします。もちろん人によって違うのですが、程度の差はあっても教え子の合格を先生方は強く願っています。

塾の記憶を「最高の思い出」に

 学校の担任教師とはひと味違う塾の先生ですが、これといった行事があるわけでもなく、ほとんど教室での記憶しかないのに、その言動やしぐさなど、子どもは大人になってもよく覚えているものです。

 子どもにとって塾で過ごす時間というのは、長さだけでなく密度も濃く「特別な時間」です。人生の中で「忘れられない思い出」になります。合格という結果も伴って「最高の思い出」にしたいものです。(受験デザイナー・池ノ内潤)

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