次は「2回戦」 中学進学で終わりではない話

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実はまだ1回戦が終わっただけ
2学期低迷だと「深海魚」の道へ
中高一貫校の成績順位の変動
・英数のつまずき放置は恐ろしい

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実はまだ1回戦が終わっただけ

勉強一色だった時間から解放され、羽を伸ばしている12歳も多いことでしょう。

残り少ない小学生の時間。のんびりするも良し、好きなことをするも良しですが、意味のある時間にしてほしいと思います。

ただ、覚えていてほしいこともあります。中学受験はこの先続く学生生活を考えれば、まだ「1回戦が終わった」程度の位置づけということです。

次の2回戦は4月から始まります。中学に入ってからの生活、学習です。

新生活を前にして、まだ1月、2月の合格に浸って何もしないでいると「厳しい6年間」になる可能性が高くなります

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親御さんの中には、受験勉強を嫌がる我が子に「合格したらもうしなくていいから」と合格=ゴールのような言葉をかけてきたかもしれません。

それはそれとして、ほどなくもしかしたら中学入試より厳しい2回戦が始まることを忘れずに、です。

入学早々からトップを走れ、というのではなく、同じ学年の「波に乗る」くらいの気持ちで構わないので、受験から解放されても学習は継続しておくことが得策です。

2学期低迷だと「深海魚」の道へ

中学に入ると「定期考査」、つまり中間、期末テストがあります。

1学期はまだ要領を得ない子もいるので、成績が振るわないケースもしばしばみられます。

しかし、2学期になっても1学期と同じ状況で成績が低迷すると、その後浮上の兆しが見られない「深海魚」(下位に沈んだまま、定着してしまうこと)への道に、という状況になる可能性が高くなります。

中学入学時の偏差値や入試の得点との相関関係は「あまりない」というのが多くの中高一貫校の先生方の共通した見方です。

なので「偏差値で10ポイント下の学校だから余裕」とか「特待生だから」という、入学前の話で中学の勉強にアドバンテージがある、と思わないことが肝要。「また1からスタート」という気持ちで臨まないと、いつでも深海魚になりうるのです。

逆に「繰り上げ合格だから」とか「偏差値的には難しかった学校で奇跡の合格」だから、深海魚候補というわけではありません。

謙虚にリスタートととらえて、入学後から走り出せば「波に乗れる」確率が高くなります。

中高一貫校の成績順位の変動

多くの中学が考査ごと、学年末に順位をつけて個人に伝えます。

順位はトップ層もめまぐるしく変わりますし、上位、中間層も順位の入れ替えは頻繁です。

一方で一度下位に沈んで早期(次か翌学期以降)に浮上しないと「そのまま」というのも特徴です。

 難関中学進学組の中にはポテンシャルがある子が多いので「エンジンのさび」を落として、再浮上できる子もいますが、それも学年で「数えられる程度」というのが現実です。

中堅校、一般校進学組は難関校進学組以上にスタートが肝心。ここでトップ層に入ると「自己効力感」が増し、学習に前向きになり、大学での専攻も視野に入れながらの有意義な6年間になります。

英数のつまずき放置は恐ろしい

特に英語と数学はつまずいて放置しておくと、取り戻すのに2倍3倍の労力と時間がかかります

この2科目、「できない」状態のまま、6年後の大学進学を考える時期を迎えると致命傷になる可能性が高くなります。

文系に進むにしても、理系だとしても「英語が苦手」は描いていた進路に進めないケースが多々あります。入試の肝は英語だからです。

理系はもとより、文系でも「数学必須」は時代の流れ。今年中学入学組が6年後に大学へ進む際には、文系でもある程度数学ができないと希望する進学先は厳しくなるでしょう。

入学が決まった中学から課題が与えられている場合も多いでしょう。その中に英語や数学があれば、それをきっちりやっておくのは後々効いてきます

分からないところがあれば、入学後に質問するなりして解決します。

課題がない場合は、学校からもらっているはずのシラバスやカリキュラムを見て自ら予習するのもありです。

具体的に何をしたら良いのか分からなければ、積極的に中学校へ問い合わせます。

中学受験までは親御さんの伴走で何とか乗り切ることができたとしても、これからは「補助輪なし」、自分で自転車をこぐ必要があります

まさに勉強が「自分ごと」になるかどうか。これに早く気付いた順から希望の進路は埋まっていきます。

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