中学受験 流れを左右する夏休み前の約100日

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村 筆者プロフィール

◆中学受験の窓口 今日のメニュー
少しずつ、でも確実に「つぶす」
夏休みは思ったほど進まない
先生に頼れるのは夏前だけ
・余裕のある時期に動く意味

スポンサーリンク

少しずつ、でも確実に「つぶす」

4月に入ったばかりのこの時期に、夏休みのことを考えるのは少し気が早いと感じるかもしれません。

ただ、実際にはこの「夏休み前の約100日」が、秋以降の流れを大きく左右します。

この期間に意識しておきたいのは、苦手を少しずつ「つぶしていく」ことです。

小さなつまずきを一つひとつ丁寧に克服していくことが、実は夏休みの学習を意味のあるものにし、秋以降の飛躍につながります。

特に6年生にとっては、「まだ時間がある」と感じられる時期。それだからこそ、苦手にじっくり向き合える貴重な時間になります。

スポンサーリンク

一気に片付けなくても大丈夫。その代わり、少しずつ、でも確実につぶしていく姿勢で臨みます。

夏休みは思ったほど進まない

「夏は受験の天王山」と言われるように、夏休みに大きく伸びることを期待する家庭は多いです。

ただ、実際は思っているより、自由に使える時間は多くはありません。

夏期講習に時間がとられ、さらに宿題もあり、それを短期でやらなければならない…の連続。

自分で苦手克服に使える時間は、強く意識しないと確保できないのが実状です。

夏は、思ったほど進まないのです。

苦手克服を夏にまとめて行おうとすると、計画倒れになることが多いのはこのためです。

その中でも苦手を何とかしようとするなら、効果のある勉強法は「一点絞り」です。

「国語の説明文読解」「算数の立体図形」など、一番課題となっているテーマを1つに絞ることで「夏はこれに集中」と目標を明確にします。

夏前にいくつかの苦手を少しずつつぶして数を減らすのは、まさにこの一番苦手なモンスターを「集中砲火」で倒すためです。

先生に頼れるのは夏前だけ

夏前に取り組む苦手は、できるだけ小さいものから順に手をつけていくと、リズムがつかみやすくなります

自力で難しい場合は、塾の先生に相談するという選択肢もあります。親御さんが橋渡しをして、やり取りをマメにすることも大切です。

この時期に先生へ相談することには、大きな意味があります。

夏以降は入試対策や過去問指導が本格化し、個別対応の時間は限られてきます。

余裕のある時期に先生との関係性をつくっておくことで、秋になって忙しくなっても継続してフォローしてもらえるはずです

逆に秋からお願いしても、十分に見てもらえない可能性があります。

気持ちとしてはアシストしたいのですが、時間的にも物理的にも新規で見るのは厳しいからです。

家庭教師や個別指導を検討する場合も、比較的「チャンス」が多い時期です。

秋以降は良い講師ほど埋まっていくため、早めに動くことで納得のいく先生に出会える可能性も高まります。

学校の教師たち

余裕のある時期に動く意味

各学年とも、夏までの過ごし方が秋以降の学習に影響します。

苦手が積み重なったまま進むと、4年生は暗記頼みの勉強になり、本質の理解がないまま5年生へ。

5年になると夏以降は解法暗記が効かなくなり、今度は本当に「分からない」まま時間だけが過ぎていきます。

6年生の場合は、さらに現実的な影響が出ます。

実力を基に志望校を見直さなければならない現実に直面し、当初の目標から方向転換を余儀なくされることもあります。

多くの場合、親御さんは夏休み前の模試の結果などを見て「どうしよう」と不安になり、慌てて動き出します。

そうではなく、まだ余裕のある時期に現状を見つめ、必要なら手を打つ。その一歩が、秋以降の流れを変えていきます

夏をきっかけに変わるのではなく、春から少しずつ整えていく。

気づいたら大きな差になっている――その分岐点が、夏休みまでの約100日です。

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村 筆者プロフィール

Print Friendly, PDF & Email
スポンサーリンク