超人気の光英VERITAS 千葉入試 直前動向2

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変身ぶり期待光英VERITAS
松陰、二松柏は人気 千葉日安定
女子増、男子減の麗澤
未公表の東海大浦安は手強い

・日出学園は志願者増 成田は減

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変身ぶり期待光英VERITAS

 今年の中学受験は中堅校・一般校の人気が顕著です。千葉入試もその傾向で、志願者が集まっています。その代表格が昨年度校名を変更、男女共学になった光英VERITASです。

 人数は少ないものの、12月の第一志望入試で男子が21年度の2倍、女子が2割強増だったことから、1月入試の「人気」はある程度予想できましたが、20日の1回目入試は締め切り1日前の18日時点で男子は前年の丁度2倍増144人、女子も83%増の187人を集めました。

 背景には定員15人増というのもありますが、仏教系の女子校からガラリとイメージチェンジした「変身」ぶりに期待する親御さん、受験生は多く計7度の入試機会すべてで締め切り前に前年を上回る出願と活況を呈しています。

松陰、二松柏は人気 千葉日安定

 共学の八千代松陰も志願者増。20日あるいは21日に行われる入試では、特に女子が35人増の前年比60%増となりました。男子も7%増です。こちらも12月の「自己推薦」入試で約2割志願者が増えたことで、1月の志願者増はある程度予測できました。

 大学系はどうでしょうか。ほとんどの回で男女とも前年比減だった二松学舎大柏てしたが、22年度は25日の「総合探究」の回で男女で計50人以上前年より多く、割合でいうと41%の志願者増。隔年現象かと思いきや、ここも15人定員増で「入口が広がった」というイメージが好印象を与えています。

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 21年度は1回目入試で15%増と人気だった千葉日大一は、締め切り1日前の数字で前年より2人増で昨年並みに。倍率も2倍前後とみられ、26日の2回目が5倍程度の激戦になることから、1回目で仕留めておきたいところです。

女子増、男子減の麗澤

 21日を皮切りに、1月の入試日が3日用意されている麗澤は、実質倍率が3倍後半から5倍超になる激戦入試です。21日のAEコース(アドバンスト叡智コース)、EEコース(エッセンシャル叡智コース)とも女子は前年比10%程度増、男子はAEは増えましたが、EEは減少が濃厚です。

 AEコースでは国語と算数の得点を1.2倍にしたり、EEコースでは選択科目として英語を入れたり、入試会場で学校だけでなく、ホテル会場を用意するなど、創意工夫の入試を行っており、「得意」がある受験生は有利な戦い方ができます。

未公表の東海大浦安は手強い

 出願状況を公表しておらず、実態が分からないものの、雰囲気からして明らかに志願者が増加傾向とみられるのが東海大浦安です。

 数年前まで比較的合格がもらいやすい学校でしたが、20日の第1回入試で20年度男子1.3倍から21年1.7倍に、同女子も1.2倍から1.6倍となり、合格最低点も30点以上上がりました。

 大学附属・系属校人気の中でも日大、東海大系は志願者が多く、レベルも上がっています。男子で志願者350人前後、女子も200人台になる可能性があり、倍率も2倍に届くかもしれません

日出学園は志願者増 成田は減

 国語1科入試が22年度から始まる昭和学院は同入試で160人を集め、算数1科入試も前年並みの220人超が挑戦します。日出学園の20日1回目は前年より志願者が31人増え、男女計200人以上の入試になります。

 25日に一般入試の成田高付属は前年比約15%減、千葉明徳も一般入試は志願者を減らしています。

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