後悔する前に押さえる…中学受験とホテル予約

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◆中学受験の窓口 今日のメニュー
・25年冬の予想は降雪量多め!?
悪天候、満員電車回避だけでなく
ホテルで「最後の勉強」の効果
・模試でシミュレーションもあり

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25年冬の予想は降雪量多め!?

気象庁が9月24日に発表した寒候期予報(2024年12月~2025年2月)によると、この冬は ラニーニャ現象の影響を受け、冬型の気圧配置が強まり、寒気の影響を受けやすい時期がある見込みです。

中学受験組にとって気になる入試日の降雪ですが、降水量は平年並みか平年より多く、降雪量も平年並みか平年より多い予想。極端な暖冬となった24年度入試シーズンより、冬らしい寒さの日が多くなるといいます。

少々先の話なので変わる可能性はありますが、中学受験は「備えあれば患いなし」です。

心配しすぎかもしれませんが、できれば入試会場近くのホテルの予約をしておくのが得策です。

既に動きが機敏な親御さんは手配済みです。

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場所によっては主だったホテルは「満室」といいます。受験は後手に回ると、何かにつけてうまくいきません。状況を見てキャンセル料がかかる前に手を打てば良いので、まずは部屋を押さえることが大切です。

悪天候、満員電車回避だけでなく

ホテル予約の主な目的は雪などの悪天候時に、できるだけ入試会場の近くにいることで「輸送機関の混乱回避と心理的に焦らずに済む」ことが1つ、もう1つは「交通機関車内での満員状態による疲労と体調不良誘発の回避」が挙げられます。

子どもに気分よくリラックスして入試を受けてもらうという「作戦」が組めるのがホテル宿泊です。

試験前日、自宅にいると結構落ち着かないものです。

目の前に教材があり、気が付けば「あれもやっていない、これもやっていない」となり、受験生本には焦りを感じます。

夜遅くまでドタバタした挙句、慌ただしく床に就いても心配で眠れないかもしれません。

親御さんも夕食と翌朝の食事の準備をしたり、入試当日の用意をしたりと、こちらも慌ただしく、あっという間に朝が来て入試当日…となりがちてす。

入試前日の大切な時間をホテル宿泊によって「余裕」を手に入れます

前日の夕食はホテルブッフェや外食です。食べ過ぎ飲みすぎに注意しつつも、おいしいものを口にして親子で英気を養います。

好きな料理に、デザートのスイーツまで、子どもにとっては最高の時間です。親御さんも受験の話などせず、ひたすら子どもを乗せます。

入試会場の近くまで来ていることから、朝もゆっくりめです。時間次第ですがホテルの朝食でもよし、あらかじめコンビニなどで買ったものを部屋で食べるのもよし。前日夜に準備を整えておけば、慌てずに会場へ向かえます。

この入試前の「余裕」が子どもの持っている力を十分に発揮できる下地をつくります。受験生はかなり気分よく入試に臨めます。

ホテルで「最後の勉強」の効果

できれば広めの部屋、ゆったりとお風呂に入れるホテルを予約します。

気分をリラックスさせるための空間も「余裕」があった方がベターです。

くつろげる部屋で入試前「最後の勉強」を軽めにやります。あくまでも軽めに、2時間ほどやって、就寝の用意をします。

この「軽めの調整」が肝です。やってきたことを見直すことで「明日はイケる」という雰囲気が、子どもの気持ちとして形成されるからです。

調整の教材として、お勧めは各受験生オリジナルの「ノート」です。自分の間違えやすいところ、塾で注意すべきところと指摘されたものを1冊のノートにあらかじめまとめておきます。

人それぞれ「苦手なポイント」、気を付けなければいけない「クセ」、「間違いのパターン」は違います。

入試3カ月前くらいから個々にそれをまとめておくと、入試日に持っていく「オリジナル教材」として重宝します。

何冊ものテキストを持っていかなくても「この1冊を確認しておけば」と、いわばお守りのような役目を果たします。

最後にジタバタしてあれもこれもやらなきゃより、「軽めの調整」で気分良く決戦の朝を迎えた方が落ち着いて入試に臨むことができます。

会場へも持ち込む教材は「頼れるノート1冊」(せいぜい各科目1冊ずつ)のみでOKです。

リラックスが大事といっても、長い時間テレビを見続けたり、ゲームに興じるのは絶対NG。遊びに来ているのではありません。

ホテルに宿泊するのも合格を勝ち取るための「布石」です。

「ここに何をしに来ているのか」を自覚するためにも、ホテルの部屋で「最後の調整」は必須です。

模試でシミュレーションもあり

ただ注意したいのは「前泊作戦」は子どもによって逆効果のリスクもあるということです。

枕が違うだけで眠れない、部屋がいつもと違うとソワソワしてしまう、緊張でおいしいごはんものどを通らない、など「いつも通りが第一」という子も少なくありません。

対策としては模試段階で「リハーサル」です。

公開模試で各中学校が会場になっている場合、敢えて近くのホテルに親子で前泊します。

その時の状態や気持ちを「検証」して、入試時にどうするかを決めます。

同宿する相手もお母さんがいいのか、それともお父さんなのかも「実験」してみると良いかもしれません。

「リハ」によって、子どものさまざまな面が見えてきます

いつもと違う「空間」で、日ごろ思っていることを親子で互いに腹を割って話し合えるかもしれません。

中学受験の真っ最中だからこそ、日ごろ気が付かないところを場所を変えることで知ることは貴重です。

「前泊作戦」をきっかけに中学受験をより成功に近づけます。

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