脱偏差値30~45 なぜその成績なのか

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・偏差値30~45の生徒は「読みにくい」 
・出題内容によって成績にムラが出る理由 
・試験は「気分次第」「ヤマ勘」 
・「悔しい」は受験の流れを変える 
・親の根気が必要な「やる気」の発火点探し 

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★偏差値30~45の生徒は「読みにくい」 
偏差値帯が30台から40台前半の生徒の真の実力は、とても「読みにくい」という特徴があります。もっと上の数値でもおかしくない、という実力を出し切っていない子もいますが、多くは「出題された問題」「その時の気分」「ヤマ勘の当たり外れ」で成績、偏差値が大きく変化するケースが少なくないからです。 

 4月の模試で総合偏差値40だったのが、6月は48に上がり「力が付いてきた」と喜んだのも束の間、7月は38と大幅ダウンのような成績推移を見せる受験生がいます。まさに前述の3つの要素が当てはまる典型的な例です。 

出題内容によって成績にムラが出る理由 
 成績が伸び悩む子は、出題された問題によって成績が乱高下する傾向にあります。 

 例えば国語の読解問題。説明文が興味のある自然科学系の素材文が出題された場合、読解をしているというよりは順に読んでいくだけで内容を理解してしまい、内容把握の選択肢問題などが結構正解してしまいます。逆に物語文で、同年代の友達同士のやり取りを主題とした内容などではなく、大人の仕事上の悩みや家族間の問題などの題材が素材文として出た場合はお手上げ。全く想像のつかない世界で素材文を読むことすら苦痛で、いい加減に解き、結果は目を覆いたくなるような偏差値になります。 

 成績が高偏差値で安定している生徒は、自分にとって苦手な題材のものでも読解の基本(文脈の流れから何がテーマで、筆者の主張は何かや主人公の心の動きを使われている言葉や市場の動きから把握する)を駆使して、ある程度何とかしてしまいます。 

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 偏差値30台から40台前半の生徒は、出題分野によって得手不得手がはっきりしており、上位の子はそのムラが少ないため、成績が安定するのです。苦手、自分の頭にはない世界を少しずつでも分かろうという姿勢があるかないかで今後の伸びは違ってきますが、急にできるようになるものではないので、日ごろから「興味のない世界」にどう目を向けるか、「興味がなくても何とかする」という「勉強体力」の増強が肝になってきます。 

★試験は「気分次第」「ヤマ勘」 
 出題内容にも左右される偏差値が高くない生徒ですが、それ以上に左右されるのが「その日の気分」です。中学受験をするという意識が希薄だったり、親が言うからやっているだけ、という子は、気分が乗らないと試験中ですらぼやっとして、時間を無駄に消費します。 

 いい点を獲って親御さんに褒められたいという気持ちもあり、手の出る問題、できる問題は取り組みますが、少し考えても「分からない」となると、「テキトー」な答えを書くか、何も書かない、というパターンです。自力で「できる」が増えれば、「気分次第」という姿勢も変わってきます。一気にとはいかないので、日々積み重ねしかありません。 

 解答の根拠もなく「ヤマ勘」で答えるのもよくあることです。成績不振の子の中には試験時間が「余る」子がいます。解答欄は大体埋まっていて、一見「できた」答案になっています。でも、大半が深く考えず「ヤマ勘」で答えたもの、ということが多いです。 

 中学受験に対し真剣さがない証拠で、その場さえしのいでしまえば、という浅い考えで解答欄を埋めていきます。そこまでいい加減でなくても一歩踏み込んで考えるのが苦手、あるいは面倒くさいという心理が先行して「エイ、ヤー」と答えを出してしまいます。1問1問を丁寧に正確に解く、偏差値の高いことの差は歴然です。 

「悔しい」は受験の流れを変える 
 中学受験に向き合えないと、いくら合格実績のいい塾に在籍していても、いくら素晴らしい先生についても成績はなかなか上昇しません。言葉もなかなか響かないようで、親御さんがいくら口で叱咤激励しても「笛吹けども踊らず」です。 

 一番の“特効薬”は勉強ができないことを「悔しい」と思うことです。「悔しさ」は闘争心に火を付けます。できるようになるためにはどうしたら…と自分で模索するようになれば、塾での姿勢も変わってきますし、家庭学習も根気が出てきます。 

 ただ、気持ちだけでは長続きしないので、親御さんのアシストが必要になってきます。学習のヒントを与えるも良し、塾の先生に橋渡しをしてやる気になった「種火」を消さないようにしましょう。 

親の根気が必要な「やる気」の発火点探し 
 中学受験をゲームのように仕立ててしまうのも手。その子の興味や思考の方向性によってゲームの内容、ルールは違ってきますが、「夕食のおかず」や「ゲームをやる時間の長さ」を“賭けの材料”にしたりします。親御さんの遊び心と工夫で、まずは中学受験の「線上」に乗せることはできるかもしれません。 

 いずれにしても子どもの「やる気」の発火点はそれぞれで一概には言えません。諦めずに仕掛け続けること。親御さんの根気も試されています。(受験デザイナー・池ノ内潤) 

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